ギネ 産婦人科の女たち

産婦人科版「ER」とも呼べるスピード感溢れる本格派医療ドラマ。題名の「ギネ」は産婦人科などを意味するGynecology(ギネコロジー)からきており、医師の間では産婦人科医のことをギネと呼ぶ。原作は自身も産婦人科医である岡井崇の「ノーフォールト」(早川書房刊)で、医者不足と訴訟リスクにより、崩壊の危機にある産科医療の過酷な状況下で懸命に働く産婦人科医たちを描く。藤原紀香の2年ぶりの主演ドラマで、人命救助に燃える中堅のギネを演じる。西憲彦プロデューサーは「医者にすべての責任がのしかかる日本の医療現場の叫びが詰まっています」と。
●柊奈智(藤原紀香)
産婦人科医。異常なまでに「命」に強い執着を持ち、高リスクを背負ってでも患者を決して見捨てない、が信条。無口で無愛想、周囲から疎まれているトラブルメーカーでもあるが、産科医としての能力は確か。
●玉木聡(上地雄輔)
新人の産婦人科医。金持ちの息子だからか、生意気で自分には能力があると思っている。だが奈智に相手にされず、戸惑う中で医師として成長していく。
●榎原浩史(中村橋之助)
婦人科医長。生と死が交錯する産婦人科病棟で、哲学者のような達観した信念を持ち、己の道を求め続けている。
●君島紀子(松下由樹)
産科医長。理想の医療を実現するためにあらゆることを犠牲にして出世街道をまい進してきた。産科医療に強い志がある。
(gooテレビ番組より一部引用)

ギネ 産婦人科の女たち の 口コミ(クチコミ)・評価・評判・感想・レビュー
評価
2
とりあげた内容は大変良かったとおもいますが、キャストの選定がいまひとつだと思いました。俳優さんの声質や響きはとても大事で、観てる側としては、演じる役柄に引き込まれる大事な要素だとおもいます。
評価
4
これまでの医療現場を別の切り口からみた医療ドラマ。 産婦人科医柊先生が周りのスタッフに支えられながら成長していく話。毎回医療の抱える問題、医療訴訟、過酷な労働、人手不足、精神的ストレスをとりあげ興味深い。やや毎回完結力に欠ける点があるがぜひ妊婦さん、医療関係をめざす人々に見てもらいたい作品である。 また社会を生きる女性へのエールを感じる素晴らしい作品でこのようなドラマを今後も望みたい。
評価
2
取り扱ったトピックは現代社会の問題に切り込んだ興味あるもので、豪華キャスティングにも惹かれて観続けました。ただ、俳優さんたちのいい部分が光りきらないキャスティングであるように感じました。 複数の出来事が交差するストーリー展開はよかったけど、一つずつのシーンに伏線がひかれているようでそうでもない、ちょっとすっきりしない感じです。 毎週のように生まれたての赤ちゃんの顔を見れたのはなんだか癒されるというか、口元がゆるんでしまいました。でも今日の最終回で、「うーん、よかったぁ」という充実感は残念ながらありませんでした。