The Harimaya Bridge はりまや橋

The Harimaya Bridge はりまや橋は、そのタイトルが示している通り日米合作映画となっている。日米合作の映画という姿が象徴しているかのように国と国、更に人と人、そして文化と文化を繋ぐかけ橋をテーマにしている点に、心の中に訴えかけたような姿が注目される。サンフランシスコで暮らす写真家のダニエルを主人公にして展開していく話で、ダニエルはかつて太平洋戦争で自らの父を失った過去があったという。更に息子も日本の高知県に英語教師として赴任していた者の、交通事故に遭い命を落としてしまう。日本に対して偏見を抱えつつも訪れるダニエル。そこで彼は日本の姿を目の当たりにするという話になっている。日ごろ、日本とアメリカの目をつぶっていてしまう関係を前面に押し出した映画となっており、その文化同士のかけ橋を繋ぐようなものは心訴える作品だと言えるだろう。国境を越えて分かりあえたい関係、高知の文化を世界に発信するきっかけとして、このThe Harimaya Bridge はりまや橋は大きく注目を浴びている。アメリカ人ダニエルがどのように、日本に対しての心持ちを移らせていくのか、こうした所は日本人ならば見過ごせないものがあるだろう。

The Harimaya Bridge はりまや橋 の 口コミ(クチコミ)・評価・評判・感想・レビュー
評価
5
一番驚いたのは、外国人監督にもかかわらず、とても上手にmisonoさんをいじっていたこと。「ヘキサゴン」観てたんじゃないのか、くらいの勢いではまっています。知名度の低い作品ですが、かなり良いです。この作品は自信を持ってお薦めできます!!